経営デザインと知的資産
経営は目に見えない資産で勝つ!
中小企業は大企業に比べて「ヒト」「モノ」「カネ」と言う経営にとって必要と言われるものがあまりありません。しかし、小回りが利き、独自のネットワークを持っているなど、大企業ができないことで、大企業とそん色ないくらいの経営力を持つ企業がたくさんあります。
このような企業は、数値化することが難しい無形資産に強みを持つところがほとんどです。これを可視化する手法として、「知的資産経営」と言われるの考え方があります。
では、なぜこの様なものが必要なのでしょうか?これには外部の視点と内部の視点の二つがあります。
外部の視点では、その企業への融資や出資、取引などを行う場合に、事業性評価が求められ始めているからです。これは事業を評価する際に財務諸表だけではわからない部分が多くあります。それが、無形資産に当たります。そこを明確にすることで本当に可能性のある事業への投資をしやすくするために使われます。
内部の視点では、自社の今後を考えるために使います。それは、これらの無形資産が企業の取っての強い武器(強み)になるからです。企業がもつ強みを活用して、経営に生かしていくために使われます。
知的資産経営ではこの強みを、人的資産、構造資産、関係資産と言う3つに分類し、そこを起点に、何を行っていくかの判断に活用します。
当社では、企業の未来を描くために、知的資産経営をベースに経営デザインシートを活用した支援を得意としております。経営デザインシートでは、自由な発想で企業のビジョンを達成するために提供できる価値を導き出し、その実現のためのロードマップを抽出していきます。

この経営デザインシートを使って、企業の診断、事業計画、社内研修などに活用していくとが可能です。また、事業承継やM&Aの際には新旧経営者による共同作業で作成していくことで事業の強みを際立たせつつ新しい時代へチャレンジしていくことが可能となります。
経営デザインシートは各種支援を行う際にも活用しておりますし、デザインシート作成のみのご要望にもお応えいたします。
<サービスプロセス>
STEP1:経営者ヒアリング
STEP2:事業内容の現地確認
STEP3:シート作成
STEP4:ディスカッション
STEP5:シート反映
STEP6:完成
経営デザインシートは、経営全体の視点から、個別事業や部門毎の視点まで様々なシチュエーションでのご活用が可能です。社内研修や中長期的なビジョンを策定する場合のご使用にあたっては、ご提案から実行までを、集合研修やセミナー等の形で行うことも可能です。
<適用実例(実際にサポート時に使用したもの)>
・長期経営計画策定
・各種補助金検討
・新規事業立案
・事業承継 など
また、東京都中小企業診断士会城南支部公認の経営のデザイン研究会にて日々研究を進めております。